キャベツの旬はいつ? 季節ごとのキャベツの特徴や違い、調理法をご紹介
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キャベツの旬はいつ?
日々の食卓を支える炒め物や、寒い季節に活躍するお鍋やポトフなどの煮込み、お好み焼きなどの焼き物、さらには揚げ物の添え物として。キャベツは私たちにとって非常に身近な食材のひとつです。 どの季節もおいしく食べられるキャベツですが、キャベツに旬はあるのでしょうか? 今回はキャベツの歴史や季節ごとの違い、おいしい食べ方まで、たっぷりとキャベツの魅力をご紹介します。
そもそもキャベツとは、どんな野菜なの?
キャベツはもともと、ヨーロッパ西部や南部の沿岸で生まれた植物が原種です。ブロッコリーやカリフラワー、ケールなども同じ先祖を持ちます。紀元前6世紀ごろには栽培がはじまり、古代ギリシアやローマでは、胃腸の調子を整える薬草として食べられていました。 日本には江戸時代にオランダから伝来しましたが、当時は食用ではなく観賞用植物として親しまれていたといいます。野菜として本格的に栽培がはじまったのは明治時代以降で、戦後の洋食文化の広まりとともに普及していきました。
春キャベツ・夏秋キャベツ・冬キャベツの違いって?
さて、キャベツと一口にいっても、味わいは実にさまざまあります。特に季節ごとによって、キャベツの産地や特徴が異なるのも興味深いポイントで、これにはキャベツの産地リレーが深く関わっています。 年間を通じて食卓に登場するキャベツは、季節に合わせて産地を移動させることで周年での出荷を可能にしています。例えば関東地方への出荷は、12月〜3月は冬に温暖な愛知県、4月は神奈川県、5月〜6月は千葉県、夏は群馬県と、気候に合わせてキャベツ栽培に最適な産地をローテーションさせているのです。 そのため「キャベツに旬はあるの?」という問いには、「春キャベツ、夏秋キャベツ、冬キャベツごとに旬がある」と答えることができるでしょう。 それでは春キャベツ、夏秋キャベツ、冬キャベツの3種類について詳しくみていきましょう。
春キャベツの特徴
みずみずしく柔らかい食感が魅力の「春キャベツ(春玉)」。全体的に丸みを帯びており、玉の内部は黄緑色、葉の巻きがややゆるいのが特徴で、「新キャベツ」と呼ばれることもあります。春キャベツは秋に種を蒔く「秋まき型」で、千葉県や神奈川県、茨城県で盛んに栽培されています。
柔らかく甘味がある春キャベツは、サラダやコールスロー、即席漬けなど生食用としていただくのが特におすすめです。軽く塩もみをして昆布やツナ、桜エビなどと和えてもおいしいですし、サッと作れるのでプラス1品としても大変便利です。 春キャベツは芯までおいしくいただけるので、丸ごとくし切りにして、じっくりフライパンで焼いたステーキもおすすめ。春キャベツの旨味と甘味をたっぷり味わえるアイデアです。
夏秋キャベツの特徴
夏秋キャベツは「春まき型」で、冬に収穫される寒玉キャベツを品種改良した食材です。高温が苦手で、主に北海道や東北の寒冷地、群馬県や長野県の高原地帯が生産地となっています。特に群馬県・嬬恋村は夏秋キャベツの一大生産地で、全国的にも名が知れ渡っています。
夏秋キャベツは、春キャベツと冬キャベツの中間的な特徴があり、生食しても加熱してもおいしく食べられます。巻きがしっかりしていながら葉も柔らかく甘味が強いので、生や炒め、煮込みまであらゆる調理法でいただけます。
冬キャベツの特徴
夏に種を蒔き冬に収穫するキャベツを「冬キャベツ(寒玉)」といいます。形は扁平で芯は白色、巻きがしっかりとしているのが特徴です。主な生産地は愛知県や千葉県などです。
冬キャベツは加熱しても煮崩れしづらく、さらに甘味が引き立つため、お好み焼きやロールキャベツなどの料理に向いています。寒い季節に欠かせないお鍋の名脇役としても活躍し、もつ鍋や海鮮鍋、ちゃんこ鍋などのオーソドックスな味わいから、トマトベースのイタリアン風鍋などの変わり種とも相性ぴったりです。 火を通すことで、かさが減るため、食物繊維をたっぷり取れるのも良い点です。他のお野菜やお肉、お魚と一緒に蒸せば、栄養満点な蒸し料理としてもおいしくいただけます。寒い季節は温かなキャベツ料理で、心も身体もぽかぽかに満たしてみませんか。
おいしいキャベツの選び方
おいしいキャベツにはいくつかの特徴があります。まずチェックしたいのが鮮度です。おいしいキャベツの外葉はみずみずしく、ハリがあるのがポイント。さらに、実際に手に持ってみて、重量感があり葉がしっかりと巻かれていることを確認しましょう。 カットされているキャベツを選ぶ場合は、芯の高さが全体の2/3以下のものを選ぶと苦みを抑えられます。 春キャベツは品種として巻きのゆるさが特徴ですので、葉のみずみずしさをチェックしてみましょう。
フレッシュさをキープ! キャベツのおすすめ保管方法
鮮度を保つためには、保管方法にひと工夫が大切です。包丁の先を使って芯をくり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めて、ポリ袋やラップで包み冷蔵庫で保存します。 ただ、カットしたキャベツは鮮度が落ちやすいので、早めに使いきることを心がけましょう。火を通してかさを減らしたり、酢漬けにして常備菜にしたり、賢く食べきるのがポイントです。
知って楽しいキャベツの仲間たち
私たちに身近なキャベツ以外にも、キャベツの仲間はさまざま存在します。ここではユニークなキャベツの仲間を3つピックアップしました。もし見かけることがあれば、ぜひ調理にチャレンジしてみてくださいね。
芽キャベツ
ころころとした形状が特徴の小さなキャベツです。ベルギー原産の栽培品種で、2~3cmの脇芽が茎にびっしりとつく様子から、「子持ちキャベツ」ともいわれています。葉をぎゅっと固く巻いているのが特徴で、シチューやポトフなどの洋風煮込み料理にぴったりです。通年見かける品種ですが、冬に旬を迎えるため、この時期の芽キャベツは特に甘味が増します。
ケール
青汁の原料としてもなじみ深い食材で、キャベツやブロッコリーの原種とされる植物です。独特の苦みや風味がありましたが、品種改良によってサラダとしても食べやすい食材へと進化しています。さらに、ケールと芽キャベツを掛け合わせた「プチヴェール」という品種も新たに誕生しました。加熱するとほんのり甘くなるのが特徴で、幅広い料理で活躍します。
紫キャベツ
鮮やかな赤紫色が目を引くキャベツです。この色はアントシアニンという色素によるもので、キャンディーやゼリーなどの着色料としても使われています。紫キャベツは一般的なキャベツよりも小ぶりで、葉が肉厚なのが特徴です。サラダやピクルスなどで用いられることの多い品種です。
おわりに
身近な葉物野菜でありながら、実は奥深いキャベツの世界。改めて詳しく知ることで、その魅力を再発見できたのではないでしょうか。 コープ・生協の宅配には、全国各地から届いた旬の野菜が揃っています。宅配サービスを活用して、日常生活にキャベツをはじめとした野菜をプラスしてみませんか。
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